はじめに
WordPressで記事を書くとき、一番よく使うのが「段落ブロック」です。文字を書くだけなら特別な操作は必要ありませんが、基本的な仕組みや使い方を理解しておくと、読みやすく整った文章を作ることができます。
この記事では、段落ブロックの基本的な使い方から便利な操作、注意点までを初心者向けに分かりやすく解説します。
段落ブロックとは?
段落ブロックは、文章を1つのまとまりとして入力するための基本ブロックです。何も意識せずに文字を入力すると、自動的に段落ブロックとして追加されます。
基本の操作方法
文字を入力する
投稿画面で、 **「ブロックを選択するには「/」を入力」** と表示されている部分にカーソルを置き、文字を入力すると、自動的に段落ブロックとして認識されます。
特別な操作をしなくても、すぐに文章を書き始めることができます。


改行
Enterキーを押すと、現在の段落が終了し、新しい段落ブロックが自動的に作成されます。
これにより、文章の区切りをつけたり、別の話題に切り替えたりする際に便利です。段落ごとにスペースができ、読みやすいレイアウトになります。

行内改行
Shiftを押しながらEnterを使うと、同じ段落の中で行を変えることができます。
通常のEnterキーでは新しい段落ブロックが作られますが、Shift+Enterを使えば段落を分けずに行だけを改められるため、文章のまとまりを保ちつつレイアウトを調整したいときに便利です。

移動・複製・削除
ブロックの左上または上部に表示されるツールバーから、上下の矢印でブロックの移動、メニューから複製や削除などの操作ができます。
※段落ブロックを含むすべてのブロック共通の操作となります。
ブロックの移動

ブロックの削除
ツールバーの「︙(オプション)」から「削除」を選ぶと、そのブロックを削除できます。

ブロックの複製
ツールバーの「︙(オプション)」から「複製」を選ぶと、同じ内容のブロックをすぐにコピーできます。
装飾と編集の例
段落ブロックはシンプルな文章だけでなく、以下のような装飾も可能です:
- 太字、斜体、リンクの挿入
- テキストカラーや背景色の変更(テーマや設定による)
- 配置の調整(左寄せ、中央揃え など)
使うときの注意点
- 一文が長くなりすぎないように:読みづらくなるため、2〜3行程度で段落を区切るのが理想です。
- 適切に段落を分ける:話題が変わるタイミングや、強調したいポイントで段落を変えると読みやすさが増します。
- 見出しと組み合わせて使う:段落だけが続くと読みにくくなるため、見出しブロックと組み合わせるのが効果的です。
まとめ
段落ブロックはWordPressの記事作成で最も多く使う基本ブロックです。単に文字を入力するだけでなく、見やすさ・読みやすさを意識して構成することで、読者に伝わる文章になります。
次回は、文章を章立てして整理する「見出しブロック」について詳しく解説します。
この記事は、愛媛県松山市を拠点にホームページ制作を行っているナナウェブが執筆しました。
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