ピボットテーブルの更新が面倒だと感じたことはありませんか?
Excelでピボットテーブルを使っていると、元データを更新した後に手動で更新ボタンを押す必要があることに気づきますよね。しかし、そのたびに「リボンメニューから探してクリックする」のは意外と手間がかかります。
そんなとき便利なのが、クイックアクセスツールバーに「更新」ボタンを追加する方法です。これにより、ワンクリックでピボットテーブルを更新できるようになります。
この記事では、Excel初心者でも簡単にできるこの設定方法と、業務効率化につながるそのメリットを詳しく解説します。
なぜピボットテーブルは更新が必要なの?
ピボットテーブルは、一度作成すると元のデータを基に集計や分析が行えます。しかし、元データを変更しても、自動で反映されるわけではありません。
そのため、以下のような操作をした後には必ず更新が必要です:
- データの追加・削除
- セル内容の変更
- 並び替えやフィルター条件の変更
更新を忘れると、分析結果が正確でなくなる可能性があるため注意が必要です。
クイックアクセスツールバーに「更新」ボタンを追加する方法
通常、ピボットテーブルを更新するにはリボンの「ピボットテーブル分析」→「更新」をクリックしますが、もっと手軽に更新できる方法があります。
それが「クイックアクセスツールバー」にボタンを追加する方法です。以下の手順で設定できます。
Step 1:ピボットテーブルのセルをクリック
Step 2:上部リボンから「ピボットテーブル分析」を押す

Step 3:「更新」ボタンのメニューにある「すべて更新」にカーソルをあわせ右クリック

Step 4:「クイック アクセス ツールバーに追加」をクリック

Step 5:次回から追加されたボタンで更新可能

これで、いつでもワンクリックでピボットテーブルを更新できるようになります。
この設定をするメリットとは?
✅ 1. 作業時間の短縮
毎回リボンメニューをたどる手間がなくなり、作業効率が大幅アップ。
✅ 2. 更新漏れを防げる
更新ボタンが常に見える位置にあるため、更新忘れによるミスを防止できます。
✅ 3. 誰でも操作しやすい
チームメンバーや初心者でも迷わず更新でき、共同作業にも安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. クイックアクセスツールバーに追加できるボタンの数に制限はありますか?
A. 明確な上限はありませんが、画面サイズによっては表示しきれない場合があります。よく使う機能だけに絞るのがおすすめです。
Q. 複数のピボットテーブルを一度に更新できますか?
A. はい、「すべての更新」ボタンを使えば、同じシートやブック内のピボットテーブルを一括で更新できます。
Q. この設定は他のExcelファイルにも使えますか?
A. クイックアクセスツールバーの設定はExcel全体に適用されるため、他のファイルを開いても同じように使えます。
まとめ:ピボットテーブル更新をもっと手軽に!
Excelのピボットテーブルを更新する際、ちょっとした操作の工夫で作業効率が劇的に変わります。
クイックアクセスツールバーに「更新」ボタンを追加することで、ミス防止と時間短縮の両方を実現。毎日使うExcelだからこそ、ぜひ今日から設定してみてください!
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