はじめに|議事録作成、もっとラクにできない?
会議や打ち合わせのあとに残る「議事録」。
要点をまとめて、分かりやすく記録することは大切ですが、時間がかかりすぎたり、内容がうまく整理できなかったり…と悩む方も多いのではないでしょうか。
そんなときこそ、ChatGPTの活用が役立ちます。
今回は、ChatGPTを使って議事録作成を効率化する方法と、実際に使えるプロンプト例をご紹介します。
ChatGPTで議事録をつくるメリット
✅ 長文メモや発言録から要点を自動で抽出できる
✅ 箇条書き・要約など、形式を整えるのも得意
✅ 誤字や冗長な表現もスッキリ整理される
✅ 文体やトーンも柔軟に調整可能(丁寧語・カジュアルなど)
時間のかかる編集作業の負担をぐっと軽くできます。
活用方法①|打ち合わせのメモから議事録を生成
たとえば、Zoomや社内ミーティングのメモや録音内容を書き起こしたテキストがある場合に、ChatGPTに渡して「要点をまとめて」と依頼できます。
プロンプト例 1:箇条書きの議事録にまとめる
あなたは業務用の議事録作成アシスタントです。
以下の会議記録をもとに、箇条書きで議事録を作成してください。
【条件】
・要点を簡潔にまとめる
・文体はビジネス調
・無関係な雑談や重複は省く
--- 会議記録
---
(ここに打ち合わせの内容を貼り付け)
活用方法②|「誰が何を言ったか」を明確にした要約
発言者ごとに分けたい場合は、さらに一文加えるだけで対応できます。
プロンプト例 2:発言者別にまとめる
あなたは業務用の議事録作成アシスタントです。
次の会議記録をもとに、発言者ごとの発言内容を簡潔にまとめてください。
【条件】
・発言者ごとに分けて記載
・長すぎる発言は要約する
・重複内容や雑談は省略
--- 会議記録
---
(ここに記録を貼り付け)
活用のポイント
- 音声データから書き起こしをするときは、事前に話者名をメモしておくと精度が上がります
- ChatGPTは長文にも対応していますが、テキストが長すぎる場合は前半・後半に分けて送ると◎
- 「フォーマットを指定する」ことで、仕上がりがよりイメージ通りになります
まとめ|議事録作成もAIに「ひと仕事」まかせよう
ChatGPTは、ただの文字起こしではなく、情報を整理して伝わる形に整えるのが得意です。
特に、議事録のように「正確性」「読みやすさ」「スピード」が求められる作業には相性抜群。
繰り返しの作業や時短をしたい方にこそ、取り入れてほしい活用法です。
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